the Global Sessions

オセアニア滞在&旅行記です。

インターネット後進国。

びよ〜ん、ががががが、ぴー。

こんな音をまさか2007年の今、21世紀の今、再び聞くことになるとは思ってもみなかった。日本ではもはや死語と化したダイアルアップ。もちろんそれがメインストリームではないがオーストラリアでは未だに現役のインターネット接続方式として存続している。

久々のダイアルアップ接続を試し最初に感じたのは、それほど遅くないな、ということだった。しかし、使っているうちにだんだん重くなり始め、結局は使うのを止めてしまった。(とっくの昔に忘れていたがダイアルアップ接続は時間帯によってかなり遅くなるのだ。)ストレスを感じるくらいならシティにでも出てネットカフェで接続した方がマシだと思ったからである。(もちろんネットカフェだろうがそれほど速いとは言えないけど超がつくほどのストレスは感じないで済む。)

例えば日本では最初に登場したブロードバンドは8Mであったと記憶している。つまり8M以上でなければブロードバンドと呼べないという共通認識がある、と僕は勝手に考える。しかし、ここオーストラリアでは256kでさえブロードバンドと呼ぶ有様である。いかにダメかわかるだろう。

そして最も酷い部分は、ADSL接続には上限があることだ。月何GBまでダウンロード可(契約によって100MBから12GBくらいまである。)、でもそれ以上はチャージされたり、速度が激遅(64k)となる。ここオーストラリアでは日本のように繋ぎ放題ダウンロードし放題なんていうブロードバンドは夢のまた夢なのである。インターネットがないと生きて行けない方には絶対にオススメできない国と言えよう。