EMU POINTという素敵な場所にある、豪州屋というジャパレスで早めの夕食を摂る。当然ながら客は僕一人。ウェイトレスはオージーの女の子たち。店の主人が太った女の子が好きなのか、二人とも太っている。どすん、どすんと足音を立てながら注文を取りに来たり…

自分が損なわれていく。 誰のせいでもなく自分のせい。 そんな感覚を覚えた僕は旅に出ることを決意する。 が、なかなか行動に移せないまま無意味に時が過ぎ去っていった。 そして、とある役割を終えた僕はその状況から逃げ出すかのようにして400キロ離れたAl…

9ドル？何かの間違いじゃない？たかが灯台を観に行くのに、9ドルも払う観光客がいるなんて。 Whale Watchingのポイントがある。もちろん無料。 そこで僕は地図で示された道を進んで行く。ところが道は砂に変わる。距離もかなりありそうだ。砂の上はかなりの…

マロン、マロン、マロン。 念仏のように唱えながら訪れたワイナリー。 でも、マロンはないよ、という冷酷な一言。 絶望しながらのステーキサンドウィッチ。 うまい。

ザリガニ大の大きさで、栗のような味がすることからマロンと命名されたらしい。 二尾のマロンが野菜サラダの上に乗せられている。 WASABIを使ったソースというので興味を覚えて食べてみたのだけれど、オージーにはあのツンとくるわさびの強烈な刺激は余り好…

旅の相棒。 でも、名前はまだない。 三菱と言えばリコール問題で四苦八苦し、日本では好んで買う人はいない。恐らくこのランサーという車種自体、日本では生産・販売されてもいないのではないだろうか。（ランサーと言えばエヴォリューション。） ところがこ…

椎名誠「銀座のカラス」を読み終える。私小説は面白い。しかし彼の旅行記は実につまらないのである。「熱風大陸」というオーストラリア縦断旅行の本を借りて来て読んでみたがそのつまらなさに唖然としてしまった。 椎名誠の旅というのは基本的に最初から最後…

宿はGreat Southern Lodgeに決まった。 35ドル。 部屋も広いし、バスルームは隣の3号室の人だけとの共同なのでYHAなどと比べると格段に良い。 ただし難点が・・・。トイレ、シャワーの音が聞こえるのである。丸聞こえという訳ではないのだけど、やっぱりそう…

タウンホールは、日本の公民館みたいなものだ。 どの街にもタウンホールはある。必ず時計台を備えている。 周りは変わっても、そこだけ時の流れが変わらない。 ただ人が変わっていくだけだ。

to Albany カンガルー。 オーストラリア大陸ドライブの天敵である。 カンガルー出没注意の看板が現れると、僕は極度に緊張する。自らカンガルーを轢いたこともなければ車の前に飛び出してこられた経験もないけれど、とにかく怖い。話を聞くと死亡事故 も多数…