椎名誠「銀座のカラス」を読み終える。私小説は面白い。しかし彼の旅行記は実につまらないのである。「熱風大陸」というオーストラリア縦断旅行の本を借りて来て読んでみたがそのつまらなさに唖然としてしまった。
椎名誠の旅というのは基本的に最初から最後までお仕着せの旅になっていて、旅の醍醐味というものを疑似体験することがない。
金を使う旅が全て悪いとは言わないけれど、豊かな旅行というものはあまりにも予定調和に過ぎて余りにも面白みにかけるのである。
TWO PEOPLES BAYへ行く。
ここは、大切な人と来てゆっくりとした時間を過ごす場所のように感じた。
本当ならこのビーチで読書でもしようと考えていたのだけど、ハエの大群による総攻撃を受け、あえなく撤退してしまった。虫除けスプレーがあったら。
cafe sidamoでカプチーノを。
その後、ギャップとナチュラルブリッジを観光。以前観光できたことがあるせいか、今回は特別な感情を抱くこともなく写真だけ撮って足早にその場を立ち去った。
もう一泊していく予定だったが、もう観るべきものは観てしまったし、ロッジの居心地が余り良くないので明日デンマークに向けて旅立つことにした。
さらば、アルバニー!